「弟子・藤井聡太の学び方」 藤井聡太の将棋から私達が学べる3つのこと
こんにちは、walkerです。
初めての書評は、「弟子・藤井聡太の学び方」です。
藤井聡太さんといえば昨年将棋タイトルの棋聖と王位を獲得し、さらに注目を集めているプロ棋士の一人です。
僕は藤井さんが29連勝したときに衝撃を受けました。
そして藤井さんが書かれている本を探していたら、藤井さんの師匠である杉本昌隆さんの本が僕の目に留まりました。
杉本昌隆さんはプロ棋士であり八段の実力者でもあります。
今回はこの本を読んで大事だなと感じた三つのことについてお話いたしたいと思います。
1悔しさが才能を伸ばすエネルギーになる
藤井さんが杉本さんのところに弟子入りして最初の対局で藤井さんが負けました。すると藤井さんはこの世の終わりのような顔をして悔しがったそうです。
杉本さんはどんな対局でも大事な対局だと思うことによって悔しがる必要があるとおっしゃっています。
私も学生時代陸上競技をしていましたが、毎試合悔しがっていませんでした。すると全くタイムが伸びませんでした。
今は陸上競技をしていないので悔しがる経験があまりないのですが、いろいろなことに通じることなので悔しがって生きます。
2プロになるまで祝いの言葉を言わない
プロになるまでは奨励会という組織で戦っていかないといけません。
杉本さんは奨励会というものは途中経過であり、奨励会で何段になってもお祝いの言葉は言わなかったそうです。
普段の私たちの生活は何かを達成する旅に自分をほめてあげようといわれていますが、例えば資格などに挑戦しようというときに、合格するまでは途中経過であり合格したら褒めようということです
3将棋以外の知識や経験が必要
将棋はプロとしての寿命が長い世界なので、将棋だけではなく、もっと物事をいろいろな視野で見ないといけません。
藤井さんは高校に進学しましたが、高校に行かない棋士もいます。
私たちは棋士ではありませんが、仕事以外の知識や経験も必要なことがわかります。
人生を豊かにするには教養を身に着けてみたり、人間関係を充実させていきたいですね。
この本にはほかにもたくさんの「学び方」が書かれています。ぜひ皆さんも杉本先生の教えを受けてみてください。